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ペパーミント精油の効果・効能・使い方

ペパーミント

ペパーミント精油は、スッとした清涼感ある香り!
爽やか系のアロマと言えば、ペパーミントのエッセンシャルオイルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
 
古い時代から、ハーブとして食用・薬用に用いられてきたペパーミントには、いったいどのような特徴があるのでしょうか。
基本データから使用上の注意点まで、詳しく解説していきます。

ペパーミント精油で覚えておくべきポイント

1. 清涼感のある香りは抜群のリフレッシュ効果!頭の中をクリアにしたい時におすすめ
 
2. 眠気スッキリ、集中力アップで「仕事や勉強のお供」にも最適!
 
3. 夏の暑さや花粉症の鼻づまりなど、季節別のお悩み解消対策にも!

基本データ

学名Mentha piperita
科名シソ科
主な産地フランス、インドなど
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位全草(根以外)
主な含有成分 モノテルペンアルコール類(ℓ-メントール)
ケトン類(ℓ-メントン)
酸化物類(1,8シネオール)
エステル類(酢酸メンチル)
セスキテルペン炭化水素類(β-カリオフィレン)
香りの特徴成分 ℓ-メントール
(フレッシュで爽やかなミント系の香り)
主な作用リフレッシュ作用、頭痛や筋肉痛の緩和作用、胃腸の働きを整える作用、花粉症や鼻炎の軽減作用など

どんな時にペパーミント精油を選ぶ?

爽やかで清涼感のある香りが特徴のペパーミント精油。
「歯磨き粉」や「グリーンガム」でもおなじみの香りです。
そんなペパーミント精油は、どのような場面に適しているのでしょうか?
心と体、そして肌への作用について、それぞれ具体的に紹介します。

(心への作用)
  
1.リフレッシュ作用
そのスッキリとした香りは、気持ちをリフレッシュさせたい場面にぴったりです。
また、精神的な疲労を回復させる作用があるとも言われています。
無気力でやる気が出ないときの活力剤としても、おすすめのエッセンシャルオイルです。

2.集中力を高める作用
ペパーミント精油ならではの爽やかな香りは、脳を活性化させ集中力を高めてくれます。
インスピレーションを高めるのにも役立つと言われ、新たなアイデアを欲しているときや、考えが煮詰まってしまったときにもおすすめです。

3.眠気スッキリ作用
ペパーミント精油の香りには、眠気覚ましの効果もあります。
朝スッキリ目覚められない方や、昼間の眠気に悩まされている方は、ペパーミントの香りを取り入れると良いでしょう。
元気と活気を与えてくれるため、意欲向上にも役立ちます。
 
(体への作用)
1.消化器官を整える作用
ペパーミント精油は、体の中でも特に消化器官に働きかける作用があります。
消化不良や胃痛、吐き気などの症状に効果的だと言われています。
このほかにも、乗り物酔いや時差ぼけの症状を緩和する効果があります。
心も体もスッキリ整えてくれるでしょう。

2.冷却作用
ほてった体を冷やす効果も期待できます。
肌に塗布した部分をスッキリクールダウンしてくれるでしょう。
肌が弱い方は、香りをかぐだけでもおすすめです。
スッキリとした清涼感のある香りは、体感温度を低下させます。

3.鎮痛作用
頭痛、筋肉痛を和らげる効果があります。
特に効果が期待できるのは、「緊張型頭痛」です。
※ペパーミント精油をブレンドした植物油を、こめかみや首回りに塗布し、揉むと少し楽になります。

4.鼻炎の緩和作用
スッキリした香りを吸入することで、鼻がすっと通る感覚を味わえるでしょう。

(肌への作用)
1.抗炎症作用、冷却作用
冷却作用を持つペパーミント精油は、日焼け後の肌トラブルのケアに最適です。
炎症を鎮め、肌のほてりを和らげてくれるでしょう。
(暮らしに)
1.抗菌作用
「ペパーミント精油の腸管出血性大腸菌 O157 に対する抗菌活性」が論文で発表されています。

2.虫除け作用
ペパーミント精油の「ℓ-メントール」の香りは、クモやアリ・ゴキブリといった虫が嫌う香りです。虫が気になる場所に「ペパーミント精油を使ったアロマスプレー」を吹きかけたり、アロマストーンを置いてペパーミント精油を垂らしておきましょう!

ブレンドすると相性のよい精油

ペパーミント精油と相性のよい精油は、ラベンダーなどのフローラル系です。
スッキリとした中に、華やかな香りを楽しめるでしょう。
また夏の芳香浴には、ユーカリやライムをブレンドするのがおすすめです。
寝苦しい夜の不快感を解消してくれるでしょう。

どんな時にペパーミント精油を選ぶ?

ペパーミント精油は「心や体をスッキリさせたい時」に選択するのがおすすめです。
なんとなく集中できない、モヤモヤしていてスッキリしない状況を改善できるでしょう。
清涼感のある香りと冷却効果は、特に夏場の使用におすすめです。

ペパーミント精油の使用上の注意・禁忌事項

1.注意事項
3才以上の幼児や高血圧の人には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けてください。
敏感肌の人は低濃度でのパッチテストからスタートし、皮膚に異常が発生しないかを確認してください。
また、冷却作用が強いため、皮膚の広い範囲に使用するのは避けましょう。

2.禁忌事項
妊娠中や授乳中の方は使用できません。
また、3才未満の幼児、老人、てんかんの方もご使用は避けてください。

ペパーミント精油の価格

ペパーミント精油の価格は、ブランドやグレードによって異なります。
【通常グレード(10ml):1,500円~3,500円程度】が相場です。
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【免責事項】アロマテラピーは医療ではありません。精油の効果効能や心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関して Message from Aroma では責任を負いかねますので、あくまで自己責任にてのご使用をお願い致します。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様やペットにご使用する場合や、アロマ精油の使用にご不安のある方は、アロマテラピー専門家や専門医にご相談をお願いします。当サイトでご紹介しています「アロマテラピー協会」「アロマ教室」などで確かな知識を身に着け、事故のなきよう、アロマテラピーを楽しんで下さいね。

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