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ベチバー精油の効果・効能・使い方（クイズ問題集も掲載）
ベチバー精油の効果・効能・使い方
【アロマテラピーを学んでいる方へ】
ベチバー精油について覚えておくべきポイントをまとめた「クイズ」を掲載しています。
クイズ形式の問題 を繰り返し行うことで、知識が定着します。スマホからいつでもできるので、ご活用頂ければ幸いです。
「ベチバー」はシャネルNo.5など、高級感のある重厚なベースノートとして、数多くの香水に使用されています。土臭さの中にかすかな甘さがある、独特な香りです。
目次
ベチバー精油で覚えておくべきポイント
- ベチバーの葉にはあまり香りはありませんが、根に強い香りがあります。精油は根から抽出されます。
- 精油では数少ないベースノートのひとつで、香りの保留性が高いです。
- 精油は粘度が高く、精油瓶から垂らしにくいです。
ベチバー精油クイズ
基本データ
| 学名 | Vetiveria zizanioides |
|---|---|
| 科名 | イネ科 |
| 主な産地 | ジャワ島、インド |
| 採油方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 抽出部位 | 根 |
| 主な含有成分 | セスキテルペン炭化水素類（ベチベロール／β-ベチベネン、β-ベチスピレン） ケトン類（ベチベロン） |
| 香りの特徴成分 | － |
| 主な作用 | 精神安定作用、ゴキブリ忌避（虫除け） |
ベチバー精油の効果・効能
（心への作用）
- 気持ちがピリピリした高ぶった感情を鎮め、精神を安定させます。イライラや緊張からか開放してくれます。お好きな香りの精油に１滴のベチバー精油を加えたアロマバスがおすすめです。
（体への作用）
- 神経性胃炎、疲労、免疫低下の改善に効果があります。
（肌への作用）
- 心と肌を併せて鎮静させます。ベチバー単体で使用されることはないが、他精油に微量にブレンドし、炎症がある肌や老化肌に用いられます。
ベチバー精油の使い方
ベチバー精油配合の「ゴキブリ忌避スプレー」を作り、ゴキブリが出没しそうな場所に吹きかけておきます。そうすると、ゴキブリは寄ってこなくなりますよ！
※九州大学農学研究院と福岡県久留米市の企業との共同研究で、ベチバーの香りにはゴキブリを寄せ付けない効果があると発表されました。
（化学成分を使ってないので、ペットや小さいお子さんがいるお家でも安心して使えるのでおすすめです。）
ゴキブリを殺虫する成分は含んでいないので、ゴキブリに直接スプレーしても意味はありません。あくまで、虫除け（忌避作用）になります。
ブレンドすると相性のよい精油
オリエンタル系のラインライン、フローラル系のローズやラベンダー、樹木系のフランキンセンス、柑橘系の精油などと相性がよいです。
ベチバー精油はベースノートなので、香りが長く続き、時間がたつと更に熟成されて香りになります。少量でブレンドすることで洗練された香りになります。
※香りが強いので、配合量に気をつけましょう！
ベチバー精油の使用上の注意・禁忌事項
- 禁忌事項：なし
- 注意事項：なし
ベチバー精油の価格
ブランドや精油のグレードによって異なりますが、10ml 平均価格：1,900円～4,800円程度
ベチバー精油の効果・効能・使い方について解説してきました。ベチバー精油の魅力が伝わったでしょうか？
当サイトへのご意見・ご感想・ご要望などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ベチバー精油は、ベチロールの含有成分が多いほど「良質」ということで高価になります。時間ともに香りは熟成され、温かみと深みが増します。
【免責事項】アロマテラピーは医療ではありません。精油の効果効能や心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関して Message from Aroma では責任を負いかねますので、あくまで自己責任にてのご使用をお願い致します。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様やペットにご使用する場合や、アロマ精油の使用にご不安のある方は、アロマテラピー専門家や専門医にご相談をお願いします。当サイトでご紹介しています「アロマテラピー協会」「アロマ教室」などで確かな知識を身に着け、事故のなきよう、アロマテラピーを楽しんで下さいね。
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